如何なる時も、何があろうとも。

あなたたちの祈りの声は歌となり、風に乗って私の胸を駆け巡ります。

私は両の腕を大きく広げ、愛しいあなたたちを抱きしめ続けます。

私の腕の中で鮮やかに成長を遂げるあなたたち。

最早恐れや苦しみに圧倒されることなく、唯ひたすらに前へと歩を進め続けています。

あなたたちが費やした暗く永い歳月は、追いかけ続けた光を捉え、追い抜いたその瞬間に救いを得ます。

私が包み続けた記憶の全てが新たなあなたたちの鼓動に溶けていきます。

果てしなく続く一本の糸。

新たに生まれるものは、古きものをその身に抱えて産声を上げます。

自らの鼓動に耳を澄ます時、私と一つになっています。

あなたたちを形作る「何もかも」と一つになっています。

「今、ここにいる」という感覚、その確かさがあなたたちを導いてくれます。

私は常にあなたたちと共に在ります。

私の腕はあなたたちを抱きしめています。

如何なる時も、何があろうとも、あなたたちを愛し、祝福し続けています。

～ガイア（地球）より～