Healing Space Maria-juの架け橋ブログ

Healing Space Maria-juが贈るチャネリングメッセージとスピリチュアルライフの実践ブログです。

癒やしに年齢は関係ない

先日、60代後半の女性と少しお話する機会がありました。

マリアージュに興味を持ってくださって、クリスタルヒーリングのことやガイドたちのことの他に、クライアント様たちがどういう風にマリアージュをご自分の生活の中で役立ててくださっているか等をお話しました。

その方はとてもキラキラした笑顔でマリアージュの話を聞いてくださっていたのですが、ふとお顔が曇り、「私はもう遅すぎますよね」と仰いました。

この方が「遅すぎ」と表現したのは年齢のことです。

 

確かに年齢を重ねるとできないことが増えていきます。

でも、心残りや傷つきは、私たちが癒そうと踏み出さない限り幾つになってもそのままです。そして、いつまでも私たちの体験の中にひょっこりと顔を出します。

私も自分を癒やす作業は早い内に行なった方がいいとは思います。

ただ、それなりの時が経過したからこそ向き合えることも少なからずあるような気がいたします。

それに、人生の後半に差し掛かってくると、多くの方が痛みや苦しみを秘めて抱え続けることができなくなってくるんですよね。

それはきっと我慢し続けられるだけの気力・体力がなくなってくるからでもあるでしょうし、自分の「最期」を考えた時にやっぱり「自分がどれだけ苦しかったのか、頑張って来たのか分かって欲しい」という気持ちが出て来るということもあるのでしょう。

例えとっくの昔に諦めたことであったとしても、ひっくり返したくなるものです。

色んな理由をつけて「もういい」と諦めたり抑え込んだりしても、結局私たちの本心ではちっともよくないし、諦めきれてなんかいないのです。

重度の認知症になって自分の名前すら分からなくなっても、心底辛かった傷の記憶と心底嬉しかった喜びの記憶は残りますからね。本当ですよ。

自分を癒やすことは、より幸せに生きるためであり、より幸せに死ぬためでもあるように思います。

 

私は「もう遅すぎますよね」という言葉に「遅すぎなんてことはありませんよ。自分を癒やすことに年齢は関係ありません」と返事をいたしました。

自分が今何であろうと、喜びや幸せを望むのは至極当然のことなのですから。