春は出会いと別れの季節と言いますが、何かが移り変わる時というのは何となく切なさやほろ苦さがあって、でもその中に静かな優しさを感じます。
「今」から「次」に歩を進める時、未知に対する不安や慣れ親しんだものから手を放す寂しさが後ろ髪を引くものです。
私は学校という場所から離れて久しいですが、この季節の近所の子どもたちの会話を耳にする度、表情を目にする度、自分の中に「春の痛みと期待」を見つけます。
「春が来る」というのは、自分の中で何だか特別な感覚になっていますね。
また新しい「始まり」の季節が巡り来て、続く季節に私は何をしているだろう・・・。
自分の「これまで」に感謝して、「これから」を楽しみに。
私にも、皆様にも、子どもたちにも、「ありがとう」「行ってらっしゃい」と言いたいですね。
でもまあ、とりあえず目下の楽しみ事は「桜の頃に花見酒」ですかね。