私たちのエネルギーフィールドには数えきれない程の記憶や想いが存在しています。
自分自身が生み出したものもあれば、いつか何処かに生きた「誰か」のものであったりもします。
私はクリスタルヒーリングやチャネリングを通して当たり前のようにそれらに接する訳ですが、よく考えると途方もない「縁」がそこにあるんですよね。
母方の祖母が亡くなった時、私は「ご冥福をお祈りいたします」ではなく、次の人生を生きる祖母に向けて祈りを、想いを贈りました。
「我慢」の人生を生きた祖母でしたので、「次は会いたい人に会い、行きたい所に行き、やりたいことをやって、のびのびと羽ばたいて生きる人生であるように」と、心から願いました。
この瞬間、私は私たちの中に存在する想いの欠片がどのようにして創られ、持つに至るのかを実感を伴って理解しました。
直接的であれ間接的であれ、「縁ある誰か」が創り出した想いや強い願い。
それを自分が受け取ると決めることで、自分のエネルギーフィールドに組み込むのですね。
私たちの中に在る想いや記憶は全てが心地良いものではありませんが、一つ確信を持って言えることは、どんなものであれ「自分の意志で選んだ」ということです。
目的は様々でしょうが、それでもそれらが何かしら自分にとって学びや支えになるということなのだと思います。
「押し付けられた」という考えは、実は気のせいなのかもしれません。
私が贈った祈りは、真っ青な空の下、祖母にしっかりと受け取ってもらえたように感じました。