私はいつも、一日のどこかでお茶をする時間を取ります。
ちょっと手を止めて、頭を休めて、一息つく時間が自分の体と心のバランスを取る助けになっています。
何を飲むかを決める際、できるだけ頭のお喋りを聞き流して心が「好き」「いいな」と思うものを意識して選ぶようにしています。
何せティーパックの紅茶を一つ選ぶだけでも、本当に色々な考えが浮かびあがってきますからね。思わず苦笑してしまいます。
「この間これ飲んだし、違う方がいいかな。これはあと一つしかないし、やめた方がいいかな。前に封を開けた緑茶があるし、そっちの方を先に飲まないといけないかな・・・」。
紅茶一つ選ぶだけでこんなに横やりが入るんですよね。何かを選ぶ前に沢山の意見が自分の内側を飛び交う。
私たちって、本当にシンプルに自分の気持ちや感覚で何かを選ぶということに慣れていないなあと思います。
意識的にやらないと、「どこからかやって来た意見」が自分のものになってしまう。
これではいつまで経っても「満足」が夢物語の域を出ませんよねー。
小さなことでいい。意識して「好き」に手を伸ばす。
この時の高揚感や充足感がとても有効な自分へのお薬になります。
不満や欠乏感は外側のものでは補えないのですよ。本当はね。
一日最低一回は「意見」の霧を抜けて、シンプルに自分の「好き」に光を当てる。
これも大切なエネルギーケアですよ。
ちなみに、「好き」繋がりで以下に散歩道の風景を載せてみました。
私はビルと人混みよりも、やっぱり自然が好きですね~。