今の自分とつながりの深い過去生は意外と簡単に知ることができます。
「前世は○○だったかもしれない」というような内容を友人同士で話したり、自分で思った、という経験が一度や二度、あるのではないでしょうか。
何となく自分の中の何かを掴んで、何気なく言ったこと。これはだいたい「当たり」です。
必ずしも前世という訳ではないのですが、ほとんどの場合で自分が経験してきた幾つもの人生の欠片を感じ取っています。
私たちは皆、知らず知らずの内にごく自然にチャネリングをしています。
チャネリングは瞑想ではありません。強いて言うなら「開いて受け取る」行為です。
「何となくこう思う」「予感がする」という感覚は、自分に関わりのあることについてエネルギーフィールドやガイドたちから受け取った情報が基になっていることが多々あります。
リラックスして余計な力が抜けている時、私たちは体も心もエネルギーフィールドも緩んで「開いた」状態になります。開いているので、高次元のエネルギーを受け取りやすくなるのです。
この時に閃いたことや感じたことは、根拠や脈絡がなくても多くの場合で自分にとって有益です。
過去生を知ることに限らず、ガイドとコンタクトを取りたいとか良いアイデアを思いつきたいといった場合も、まずは力を抜いて思考を静かに保つことです。
その後自分が知りたいことやしたいことをボールを投げるような感じで送り出します。私たちが意識的に何かをするのはここまでです。
返事のボールは一番受け取りやすい状態の時に返って来ますから、気を楽にして日常生活をこなしたり、ゆったりとリラックスして過ごしていれば大丈夫です。
高次元の情報を受け取るコツは「頑張らないこと」「届いた答えに横やりを入れないこと」。
頑張るとどうしても色々考えてしまって、ピュアな情報が自分の願望や謙遜で色付けされてしまったり、焦りや不安から「できない」という否定のエネルギーが壁を作ってしまいます。
また、思い込みや先入観、疑う気持ちなどが前面に出てしまうと、せっかく届いた答えを狭い視野で判断して、拒否をしたりスルーしたりしてしまうことになり兼ねません。
勿体ないですね。
頑張って闇雲に掴みに行くのではなく、向こうからやって来るものをそのまま受け取ってみる。
自然なエネルギーの流れに沿った在り方です。