Healing Space Maria-juの架け橋ブログ

Healing Space Maria-juが贈るチャネリングメッセージとスピリチュアルライフの実践ブログです。

心の居場所

私たちは心に様々な感情や想いを抱えています。

中には社会的・道徳的に表現することを憚られる様なもの、自分が辛過ぎて表現できないものも沢山あります。

エネルギーを整えて、沢山の自分の欠片に触れて、素直に心を表現できるようになってきたとしても、やはり全てを「ありのまま」表現することは難しいでしょう。

けれども、例えどのようなものであれ、その心は確かにここに「在る」のですから、いつまでも蓋をして見て見ぬふりをすることはできません。

誰しも認められ、関心を寄せられたいと願うものです。心だって同じです。

 

私は、趣味は心に居場所を与えてあげられるとても有効な方法だと思うのです。

芸術やスポーツなどは、その枠組みの中で心を表現することができます。

表現するためには、「枠」がとても大切な場合があります。

ヒーリングや心理療法は、まさにその代表例です。

時間と場所が限られ、守秘義務があり、セラピストとクライアントの両方の利益と安全を守るための数々の約束事があります。

これらがセラピスト・クライアント、そして「表現すること」を守る枠として機能するのです。

ありのままを表現することが推奨される昨今ですが、そのためには自分の内側もしくは外側に相当な用意が整っていないと自分や他者を傷つけることもあるのです。

 

話を戻しまして。

心の居場所という観点で趣味を考えてみると、必ずしも「好き」を基準にしなくてもいいと思うのです。

「いいな」「やってみようかな」。これぐらいの気持ちで十分です。

好きかどうかよりも惹かれるかどうかです。

自分の意識がそこに向いたということは、例え少しでも惹かれる要素があったということです。自分の本質は「惹かれる」という感覚の中にあります。

やってみて、続けて行けば好きかどうかは分かります。

気分よく続くなら、大抵は好きだと思えるものがあるでしょう。違和感を感じるなら、他を当たればいいのです。

好きかどうかを超えて心を表現できる趣味と巡り合えたら、私たちはとても満足した心地を味わうでしょう。

満足する感覚は、全ての存在の核である源の光と同調していることの証です。