熱い、熱い。喉元を焦がす、その熱。
身体という、そんな小さな器に収めておけるはずなんてないのに。
想いの「熱」は、解放されたくて堪らないのに。
重ねて、重ねて。抑えて、抑えて。
その場しのぎの誤魔化しが、いつまでも通用するはずがないのに。
たった一度、覚悟を決めたら放たれるのに。
「皆」に好かれるなんて、できるはずがないのに。
誰かにとっての英雄は、誰かにとっての悪者なだけ。
どう転ぶかなんて、やってみたら分かること。
熱い、熱い。内側に渦巻く、その熱。
吐き出したくて仕方がないのに。
結局「良い子」で居続けることなんて、できやしないのに。
燃えては取り繕い。燃えては取り繕い。
いっそ、燃え尽きてしまえばいいのに。その身体が、灰になるまで。
そしたら、よく分かるのに。
身体が灰になったからといって、「熱」が消え失せることなんてないということ。
想いの「熱」は、それ程純で、切で、掛け替えのないものだということ。
~ラリマー(マリアージュヒーリングチーム)より~