昼間は暑く、朝晩は冷え込む日々が続いています。私は少し体調を崩しました。。。
皆様は元気でお過ごしでしょうか?くれぐれもお体ご自愛ください。
さて、今我が家にいるスイス人女性と鋭意料理教室開催中ですが、今度はスイスパンを焼きました。ツォップという編み込みスタイルのパンです。
私、生まれて初めて6つ編みに挑戦いたしました!確かに難しかったんですけれどね、何となくどういう風に手を動かしていくのか感覚的に分かった感があって面白かったですね。
自分の髪を編んだことがあるからなのか、組紐という文化があるからなのかは分かりませんが、何となく馴染みがありました。
成形後のツォップ。我が家の犬がこんな感じの紐の玩具齧ってたなw
焼き上がり。良い感じにできました!
不思議なもので、最近は自分の知らない事やできない事への抵抗感がだいぶ薄れました。以前は知らない事やできない事は苦手でしたね。
誰でも初めはできないし知らない所からスタートする訳ですよね。それは当たり前の事なんだけれど、分かってはいるんだけれど、どうしても抵抗感がありました。
知らない、できないっていうのは、何だか自分が駄目な奴だと言われているような気がしてね。
私は諸々振り返ってみても、自分の周りに知らないことやできないことを本当の本当に「それでいい」と言ってくれるような状況ってあまりなかったと思うのです。
皆様は如何でしたか?きっとこう思うのは私だけではないと思うのですが。
必ず評価に晒されて、「知らない」はとりあえず置いておけるとしても、「できない」に関してはポジティブな反応が返って来ることなんてないに等しかった。
できないから、頑張って頑張って「できる」ようになる努力をする。
「とりあえず続けてれば、そのうちできるよ」なんて、本気で思って言ってくれる人なんていなかったですよ。
私たちは「できなければいけない」という想いを強烈に自分に刻みつけて育つ訳ですよね。それをベースに自分や周囲を意味付けしたり価値判断を下したりする。
でも、「できない」は「悪」なのか?と考えると、それは違うような気がします。
ガイドたちがよく「過程に意味がある。結果は後から付いてくる」と話しますよね。
これを本当に受け入れて行動に反映させられるようになってきたのは、今年に入ってからのような気がしますね。どうしても結果在りきで考える癖が染みついてしまっていてね。
でも、今はできるかどうかはとりあえずやってみれば分かると思えます。
知らない事が知っている事に、できない事ができる事に変わっていく。そのことこそが楽しい。
こう思えると、恐いものって少し減ります。心身の緊張感もまし。
「結果は勝手に必ず表れるもの」という意味が分かります。プロセス次第で結果が変わるということ、もちろん分かる。
今の教育は私の頃とは相当違うでしょうが、「過程こそ楽しい」ということを本気で実感できる機会が色んな所にあったなら、私たちの世界や人生はもっと楽で彩豊かになるだろうなと思います。