Healing Space Maria-juの架け橋ブログ

Healing Space Maria-juが贈るチャネリングメッセージとスピリチュアルライフの実践ブログです。

分岐の意味とその後について

地球のエネルギー上昇に関する件で、前回の続きのようなガイドメッセージが届いていますので、お伝えいたします。

 

チャネリングメッセージ】

地球の分岐について、今日はもう少し深くお話をしたいと思います。

 

地球の分岐が呈する特徴を皆さんにとって実感しやすい形でお伝えすると、「合わなくなって、いつの間にか疎遠になった」という表現が相応しいかもしれません。

「合わなくなった」という表現の中には多くのものが含まれます。

価値観や好み、生活環境や人間関係、空き時間や経済状態など、様々な場面があるでしょう。

今は人間関係を例に取りましょう。

 

皆さんは多かれ少なかれ、ずっと親しく付き合っていた相手といつの間にか疎遠になった経験や自ら長く過ごした居場所を離れて全く違う環境に移った、という経験があるのではないでしょうか。

人は年を重ね、体験を積む毎に新しい自分に生まれ変わります。

それは自分が発するエネルギーの変化を齎しますので、自ずと自分にとって必要なもの、心地良いものが変わっていくのです。

その変化した皆さんのエネルギーと今までのエネルギーとの間のギャップが大きい場合、エネルギー間で「分岐」が始まります。

 

思い出してください。エネルギーは同質のものと引き合います。エネルギー間の質が異なれば異なる程、交わることはありません。

そして、高次のエネルギーであればある程、非常に微細で精緻になりますから、異質なものがそこに存在することが難しくなるのです。

皆さんが変化する前に馴染んでいた世界は、変化した後の皆さんにとって異質となり、皆さんは自然な現象としてより自分に「合う」と感じる、自分が心地良いと思うものに向かって行きます。これは変化する前の世界にとっても同様です。

今皆さんが体験している地球の分岐も同じことです。

 

地球は自身にとってより良い状態へ自然と進んで行き、その結果が地球の次元上昇です。

上昇した地球のエネルギーは今までのエネルギーとの間で大きなギャップがあるため、エネルギー間で離れる動きが生じ、分岐が起きています。

分岐後の新しいエネルギーは様々な形で発展を見せ、そして再び時が来たら次の新しい次元に到達していきます。この動きは数万年という周期で生じています。

地球のエネルギーの上昇とそれが齎す分岐は、万物の自然な進化のサイクルなのです。

 

皆さんの中にどちらの周波数の地球で生きるかを選んだ後何が起きるのか、非常に不安に思っている方がいらっしゃることを私たちは承知しています。

どうぞ、先の例を思い返してください。

異なる周波数を選択した方々が、ある日突然滅んでいなくなるとか死別するというような、皆さんの前から突然その存在が姿を消す現象が起きるということではありません。

分岐が完了し、「自覚的か否かに関わらず」皆さんが周波数を選択した後は、異なる周波数との「【接点】が薄くなっていく」という表現が適切です。

これは皆さんが今までも体験してきたことです。徐々に疎遠になっていき、いつしか会うこともなくなった。関心が薄れてきて、考えることもなくなった。。。

皆さんの意識から、生活圏から、全くその姿が見えなくなった時、そのエネルギーと皆さんは完全に離れたということになります。

地球規模でこれが起きるのは、私たちから視て何十年か先のようです。

 

前回、2022年には溶け切ったエネルギーがそれぞれの周波数で結晶化し始めるとお話しました。溶けたものが固まっていく様子を思い出してください。

まずは全体が流体から個体に変わっていきます。それでも初めのうちは切れ目を入れたり凹ませたりすることができます。固まってきたとはいえ、全体がまだ柔らかい状態だからです。

もう少し時間が経つと、今度は表面がしっかりと固くなり、外側から何かを入れることや内側のものを外に出すことができなくなります。この時点で、それぞれの周波数のみに同調した現実が展開していくようになります。そして、表面がしっかりと固まったエネルギーは、まだ柔らかいその内部で様々に変化を遂げていくことになります。

変化が進み、表面、内部の全てが固まった時、そのエネルギーは完全に結晶化したと言えます。今までの周波数と新しい周波数。それぞれのみを体験する世界の完成です。

 

選ばなかった周波数に関することについて、皆さんが今すぐに心配しなければいけないことは何もありません。

とは言え、固まり始めたエネルギーの表面が完全に固まってしまうまでの期間は、十年は残されていないかもしれません。

転職、転居、離婚、結婚、世界情勢や社会システムの変化など、皆さんの日常生活が様変わりするような出来事が起こり易くなるでしょう。その意味で世界が180度変わったと感じることがあるかもしれません。

 

それでは、最後に私たちが今お伝えしておきたい少し厳しいことをお話いたします。

分岐と選択が完了すると、その後の世界は今とは「全く」「完全に」違うものになると考えることの背景の一つに「現実逃避」の心理があることを私たちは指摘したいと思います。

 

「今の自分が嫌だから、今の世界が嫌だから、全く新しい世界になれば何かが変わって新しく自分も変わってスタートできる」。

 

まずは、このような考えを持つに至る苦悩、心の痛みに私たちは深い敬意を払います。

その上で、この想いは決して成就することはないとお伝えしなければなりません。

「自分が送り出すものが、自分が受け取るもの」。

この宇宙の絶対的な真実をもう一度よく味わってみてください。

今の世界、自分を否定するエネルギーを送り出したところで、受け取るものは更に勢いを増した否定のエネルギーです。「叶わない」という否定のエネルギーです。

そして、「誰かや何かが変われば自分も変われる」という考えの根底にあるものは、無力感と無価値観です。このエネルギー状態のまま分岐を超えれば、皆さんの目の前に広がるのは更に勢いと強度を増した無力感と無価値観を体験する現実です。

 

世界は分岐後も一見するとあまり変わりがないように感じるでしょう。

それでも、そこに存在する「流れ」「空気感」、そして皆さんがする「体験」は確実に変化していきます。

皆さんが宇宙に対して意志を伝えることができる言語は行動だとお話しました。

行動してください。自分のために。

新しい自分、新しい世界を望むなら、自分が今できることで構いません。思いつくことで大丈夫です。行動してください。

変化を望んで、自分で自分のために行動した。それが何であれ、その事実が皆さんの「次」を作っていきます。

恐れがあっても構いません。恐れに並び立つ程の「喜びを希求する情熱」をそこに込めてください。

そして、ここでもう一度自分が送り出したものを受け取ることを思い返してください。

創造が応えるのは表面的なお飾りの想いではなく、「核」となっている想いです。

 

選択の期間はもう待ったなしです。

私たちは一人でも多くの皆さんに「自覚的に」自分の生きる世界を選択していただきたいと思っています。

 

それでは、今日はここまでにいたしましょう。良い一日をお過ごしください。

 

以上。