例えば、「楽しむ」ということは、必ずしも気持ちが華やいだり、ピョコピョコ飛び跳ねるような高揚した状態のみを指す訳ではありません。
気持ちが落ち着いて凪いでいる様や温泉に浸かった時のような解放感などもまた、「楽しむ」の一表現です。
楽しいと思う事柄や楽しんでいることの表現は、人の数だけあるものです。
自分と他者の「楽しい」が同じではないからと言って、落ち込んだり否定したりしなくても大丈夫です。
「違う」があるからこそ、世界は多様で面白いのです。
よく考えてみてください。
あなたが唯一無二の存在だということは、あなたと「同じ」は有り得ないということでしょう?
「似ている」と「同じ」は全くの別物です。
存在する全てが唯一無二。それは「皆それぞれ違っている」ということ。
これが世界の真実です。
とは言え、一つだけ「皆同じ」と言えることがあります。これは文字通り、完全に「同じ」です。
それは、全宇宙の存在は、元を辿ればただ一つの光であるということ。
つまり、全ての存在は同じ光を宿しているということです。
これが「全ては一つ」という意味です。だから、私たちは家族なのです。