胸に渦巻く硝子の破片のような感情も、いつか柔らかな掌で包むことができます。
あなたが通り抜けた一つひとつの風景が、確かにあなたの血肉となっているのです。
心弾む喜びの体験。未だに疼く傷つきの体験。そのどれもがあなたを形作っています。
あなたは自分の欠片から逃れることはできません。
意識の奥底に仕舞い込んだとしても、それは必ずあなたに向かって手を伸ばします。
あなたはあなた自身と、どんな風に出逢いたいですか?
全ての体験は、あなたとあなたの出逢いです。
現実と呼ばれるものがあなたの欠片を反射した光であるなら、そこに映るものは紛れもなくあなた自身なのです。
指先で己の輪郭を辿りながら、出逢うその瞬間に想いを馳せてください。
ただそのままに。ただ開いて。
湧き上がる想いに従って。生まれる吐息に乗せたい色を乗せて。
あなたは自らの手で「出逢い」という最高のワンシーンを描くことができるのですから。
~ルビー(マリアージュヒーリングチーム)より~