はぁ、と一つ。ふぅ、と一つ。
揺蕩う想いを乗せた溜息。
悲しかったり辛かったりで、遣る瀬無さに目を伏せるけど
必ずいつか前を向く。
胸に抱えたその想いを、例え誰にも語らなかったとしても
あなたが送り出した溜息は、乗せた想いを世界に溶かす。
「誰も知らない」。それは違うよ。
この世界は、ちゃんと知ってる。あなたの想いを、ちゃんと知ってる。
ほら。また一つついた溜息。宛先知らずのあなたのお手紙。
宛先無くても、世界はちゃんと受け取ってるよ。
~ローズクオーツ(マリアージュヒーリングチーム)より~