先日、我が家に約一か月間滞在していたドイツからの留学生が帰国しました。
酷暑の中、日本語学校の授業やらイベントやらでとても忙しい日本生活でした。
お陰様で病気や怪我もなく、無事に送り出せてホッとしています。
彼女の数少ない休みの日に皆で伏見稲荷大社さんに行ってきました。
やっぱり伏見稲荷さんは国内外を問わず人気ですね。彼女も千本鳥居が見たい!ということでした。
その日は午後から雨の予報でしたので、稲荷山山頂は目指さずに千本鳥居とその付近のお社にお参りして、稲荷茶寮で稲荷パフェを食べて帰りました。
境内も稲荷茶寮も結構混んでいて、あまりゆっくり見れなかったように思いましたが、帰国の前日、彼女に行った場所で一番印象に残ったのはどこ?と尋ねたら、伏見稲荷さんでしたね。
本当に千本鳥居ってインパクトあるんですねー。何がそんなに印象的だった?と聞いたら、「鳥居ロード(千本鳥居のこと)がとても綺麗だった」って。
私は思い立ったらすぐに行ける場所にいますので、幸か不幸か、もうすっかり千本鳥居にも慣れてしまって感動が薄くなってしまっているのですが、彼女にはとても新鮮に映ったようです。
どう見えるのか、どう感じるのか、もっと色々突っ込んで聞きたかったな。お互い言葉の壁に阻まれてしまった・・・。
海外の方から日本のあれこれがどう見えるのかということにとても興味があります。
異文化の方とそれなりの時間を共にするというのはなかなかにしんどいものです。
でも、お互いに知らなかったことを知り、当たり前が当たり前ではないことを実感し、何とか試行錯誤して折り合いをつける中で新たな血肉となっていく。
出会いを通して自分が広がっていく体験は私の中で結構大きな満足感となっています。
留学生の滞在中、我が家のワンコには随分我慢をさせてしまったので、次の新しい出会いを楽しみにしつつ、暫くはワンコとの時間を大切にしようと思います。
写真は稲荷パフェです~。お米がしっかりと入っているのでお腹一杯になりますよ~。