私たちは「大いなる何か」の息吹と共に生きています。
分からない事や不思議なことは、「無い」ではなく「おかしい」でもなく。
ただ、今の意識にとって「馴染みがない」と感じているだけのことです。
私たちは何もかもを知る必要はありません。
出逢うべきものは、必ずいつか、どこかで出逢うのです。
流れの中で生きるということは、決して受け身で消極的なことではありません。
むしろ、今に集中し今を生きる、能動的で積極的な在り方です。
今この瞬間の連なりが、変化や実現という壮大な奇跡の物語を映し出してくれているのです。
それはまさしく遊色の輝きに満ちています。
落ち着いて、力を抜いて、今この瞬間に身を委ねてみましょう。
身の内に幾重もの漣を感じられるはずです。
揺蕩う波に心をそっと浮かべたら、後は流れるまま。現れるまま。
眼前に広がり移ろう景色を楽しめばいいのです。