胸に痞えたままのあの日の記憶は、もう一度あなたが手を伸ばしてくれる時を待ちわびています。
あなただって、分かってるでしょう。そのままではいられないということを。
全ては移ろうもの。
あなたがあの日、あの時に留まり続けたようとしたとしても、足下の砂は時の波に少しづつ攫われて、いつまでも同じままではいられないのです。
自分の意地を「つまらない」と言うのはおよしなさい。
あなたが守りたかったもの、貫きたかったものがそこにはあるのですから。
ただ、「変わりたい」と思う心に強がりの蓋を閉めてしまうのは勿体ないことです。
そぉっとそぉっと、乗っていきなさい。寄り来る波に心は動いているのですから。
あなたが掴み続けているものを大切にしていいのです。
けれども、動く心の邪魔はしないで。
いつまでも同じ場所にいようとすると苦しくなります。
動くなら、動くに任せて。それが一番あなたにとって優しい在り方です。
動く心を追いかけて、さあ、意地と記憶のその先へと進んで行きましょう。
~アマゾナイト(マリアージュヒーリングチーム)より~