最近、「任せる」ということに抵抗が減りました。
私はどちらかと言うと、任せることが苦手な方だと思います。
考え過ぎる所がありますし、拘りも強いですし、要求水準も高いです。
内心、相当自分に厳しいなと思います。
こんな感じですから、すぐに自分にダメ出しをして、褒めることや満足することを疎かにしてしまいます。
それに気づいたら急いで自分を褒めます。「よかったね。頑張ったね」って。
でも、やっぱりちょっと遅いんですよね。
物事には鮮度があって、それは感情も同じです。旬のその時にやらないと喜び半減なんですよ。
自分の中にある満たされない感覚に影響するんだろうなあと思いながらも、ついやってしまって後味悪し。。。
でも、「そのうち分かるよ」とか「その時に考えたらいいよ」とか、先の自分に任せるような気持ちになることが増えてから、楽になりましたね。
より良いものを追求することは大切ですが、それが「常」になっていると当然ですがしんどいですよね。体にも力が入りますしね。
体の緊張は最早私の癖みたいなものになってしまっていて、自分でもがっくり来ますけれど、まあ気づかないままよりはマシだったかな、と思っています。
気づかないとずっとそのままが続きますからね。いつか健診で本格的に引っ掛かりますよね。
今の自分があれこれ言って膨らませた風船をポンっと先の自分に投げ渡すと、気持ちが軽くなるだけではなく、しっかりと「目の前」にフォーカスできるようになります。
「先へ、先へ」と気持ちが急くから今手元にあるものを味わうことができないし、常に何かを追いかけているようなものですから満足することがないですよ。
飢餓の常態化です。
これはいい加減もうやめたいな。
結局、自己否定が生み出す不安につられて踊っているだけだから。
未来は今の積み重ね。どうなるのかはその時分かるし、「今」は必ず「先」に花開く。
だから、任せる。流れでも、未来でも、宇宙でも。何でも。
これがストンと自分の中に嵌まってから、楽です。心なしか体も楽。
固い蕾が綻んでくるように少しづつ心と体が緩み始めると、余裕が生まれるんですね。
余裕がないと「詰まり」ますね。息詰まる。行き詰まる。
闇雲に先を憂いたり、「今にフォーカスする」ということを「しなければいけないこと」にしてしまうとまた疲れるだけなので、「今のことだけ何とかしていればいいのか」ぐらいで捉える方が「今」と「先」の間で適度な距離を保てるように思います。