記憶は宝物です。
一つひとつがあなたの魂の欠片であり、体験の記録です。
例え今、あなたが思い返すものが暗い記憶ばかりだったとしても、あなたの中に明るい喜びの記憶が全くないということではありません。
あなたは明るい記憶よりも暗い記憶にフォーカスする癖に気づいていますか?
恐れや不安に駆り立てられて自分を守ることに気を取られ、光を纏った明るい記憶を軽んじてしまっているのです。
小さくても少しであっても、そこに幸せや喜びや温かさが宿った記憶は、それ一つであなたの心を光で塗り替えられる程の力強さがあります。
暗い記憶を通して見る世界を唯一だと思わないことです。
あなたの中にある明るい記憶にもっともっと意識を向けてください。
「ない」と思うことは幻想です。
今あなたの眼には見えなくても想像することができるなら、それは確かにあなたの中に「ある」のです。
明るい記憶を通して世界を見始めることから、自分や他者への信頼が育ちます。